初期投資の少ない農業ってどれ?新規就農での自己資金は?

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こんにちはバシタカです!

今回は、新規就農をする際に、「初期投資の額が少なくて済む農業って何?」ということを調べてみました。

いきなり大金を借りてしまうのも、怖いですからね♪

 

初期投資の少ない農業ってどれ?

早速行ってみましょう!

さて、初期投資の少ない農業ですが、農業での初期投資で一番かかってくるのは

・トラックや草刈り機などの機械

・ハウスなどの施設

がやはり一番かかります!

それぞれの「平均初期投資額」を並べてみると・・。

 

露地栽培・・・平均319万円

露地栽培、つまり、地面に直接植える農業ですが、ハウスがないため、ダイレクトに天候の影響を受けます。

ただ、ハウスがないですし、農機具などをうまくレンタルで賄えたりすれば、工夫次第でかなり安く始めることが出来ることも事実!

自己資金150万円、借金なしで就農して、年収600万円も稼いでいる農家さんもいるそうです。

 

施設栽培・・・平均826万円

こちらは施設、つまりハウスや建物の中で作物をそだてるやり方になりますが、農業だけで食べていくとなると、農地を借りるだけでなく、ある程度の広さの「ビニールハウス」が必要になります。そのハウス代がかかってくるので、いきなり高額になります。

露地栽培の倍近いですね・・・。

ただ、ハウスなため、露地栽培よりは天候に左右されにくい・・。それでも、施設維持費や暖房光熱費もかかるので、露地栽培よりも経費がかさむという点にも注意!

安定して売れるようになればいいものの、売れない時期はきつそうですね・・・。

 

米・・・平均556万円

こちらも、トラクターやコンバインなどの機材が多いので、初期投資がかさむ種類の農業ですね。

投資がかさむうえに、収穫は年に一度で露地栽培なので天候に左右されやすい。

なかなかリスクの高い作物なので、新規就農でいきなり始めるにはしんどいかも知れませんね。

 

果樹・・・平均360万円

木になる果物「果樹」、サクランボ、ブドウ、モモなどですね。

初期投資は、ハウスも必要ないので露地栽培とほぼ変わりません!

ただ、野菜に比べて果樹は上てから実が取れるまでに3年から8年!を要するため、新規就農で一から始めるというケースは少ないそうです。

お米と同じく、親から農地を受け継いだ里、事業継承をして就農するのが一般的なんだとか!

 

花卉・・・平均763万円

キク・カーネーション・バラなどの切り花から、シクラメンやランなどの観葉植物、庭木に植えるツツジや椿などもありますね。

新規就農者が選ぶ作物として魅力的な分野と言われている花卉ですが、ハウスでの栽培となるので、施設の初期投資費用が必要に!

やはりハウスが必要となると、光熱費もかかりますし、経費は掛かりますね。その分収益性は高い傾向にあるそうです。

 

新規就農での自己資金はどれくらい用意したらいいの?

さて、大体かかるお金はわかったところで、こんどは、新規就農をする際に「どのくらい自己資金を準備しておいたらいいのか?」というところ。

新規就農者の自己資金の平均は、391万円だそうですが、これも作物によってまちまちで、最初に借りる資金が多ければ多いほど、自己資金は必要になる傾向があります。

イチゴの場合だと、初期投資がかなりかかるので、600万円程度の自己資金がないと、安定して経営していくまでに資金がなくなってしまう可能性もあるんだとか・・・。

自己資金が少ない場合は、やはり初期投資が少なくて済む品目を選ばざるを得ないようですね・・・。

新規就農1年目からしっかり稼げる人はほとんどいなくて、よくても2~3年目でようやく目途が付くくらいに思っておいたほうがよさそう。一人前になるには最低5年くらいは見ておく必要があるとすれば、やはり自己資金は多ければ多いほどよさそうですね。

 

まとめ

今回は、新規就農における初期投資が少なくて済む農業は何かを見てみました!

やはり、施設のお金がかからない露地栽培が一番少ないですね。

自己資金は必要だし、農業をやりつつ副業も視野に入れていかないといけないので、今から準備しておいたほうがよさそうですね。

というわけで今回はここまで!

最後までお読みいただきありがとうございました!