地域支援型農業CSAの始め方って?新規就農でもできるの?
こんにちはバシタカです!
農業で安定した経営をしていくために今アメリカを中心に広まりつつある「CSA」
以前当ブログで紹介した本、
農業大国アメリカで広がる「小さな農業」
https://amzn.to/3u8Ffo0
でも書きましたが、「自分もCSAやりたい!」となったら、どうすればいいのかを調べてみました!
地域支援型農業CSAはどうやって始めればいい?
地域支援型農業である「CSA(カスタマーサポーテッドアグリカルチャー)ですが、アメリカの「イサカ」という場所ではかなり普及しているみたいですが、日本ではまだまだ少数派みたいです。
しかし、農家さんも農業経営が安定するし、地域の人にもメリットがあるということで、じわーっと広がりつつあるみたいです。
このCSAを自分も始めてみたい!と思ったら、まず何をすればいいのかというと
CSAを研究しているその名もずばり「CSA研究会」というのがありました。
http://csa-net.sakura.ne.jp/wp/
三重大学大学院生物資源学研究科・波夛野豪さんが代表となり、CSAを広めるべく、研究会を開催しているみたいです。
発起人メンバーには、すでにCSAで結果をだしている神奈川県大和市の「なないろ畑農場」の片柳義春も名を連ねており、CSAを学ぶにはこの研究会に参加するのが近道ではないでしょううか?
私はまだ参加したことがありませんが。
CSA導入の手引き
ネットを探してたら、こんなPDFを見つけました!
https://www.naro.go.jp/publicity_report/publication/files/csa-guide.pdf
こちらには、CSAが生まれた歴史と、実際に日本で営まれているCSAの事例が二つと、具体的な事例ややり方がまとめられているとてもいい資料でした!
興味があったらまずこれを読んでから、他の書籍などを当たってみるといいかもです。
CSAを導入するポイントって何だろう?
個人的にも気になるCSAですけど、一通りいろいろな情報を見てみた結果、これっ今流行ってる(流行ってるよね?)「オンラインサロン」の「農業版」みたいなものなのかな?と思ったりしました。
農業なので「オンライン」じゃないんですが、農家さんを中心にして、その地域の人たちが「自分たちも参加して」理想を追求していくという仕組みがこの「CSA」であると思います。
なので、単純に「農家さんが安定して経営できる」というだけでなくて、
「消費者の人にもメリットがある」「お得なだけじゃなく、社会貢献にもなる」「地域の人たちと自然と仲良くなれる」「子供たちに安くて安全な野菜を食べてもらえる」など、
今までの経済でかなえられなかった理想を、みんなでかなえるために、頑張るという「コンセプト」が必要なんだろうなと思いました。
本を読んだり、いろいろ見てみたら、収穫を手伝ってくれるボランティアさんがいたりとか、学生が研修で手伝ってくれたりだとか、本当に細かいところまでみんなで参加して盛り上げている感じがありました。
きめ細かい「コミュニケーション」が必要な仕組みなのは、言うまでもありませんね。
いやむしろ「コミュニケーションしたいから、CSAやる!」くらいでないと、しんどくなりそうですね♪
アメリカの事例でも「野菜の配布場所にいって、みんなとコミュニケーションをとる」ということが一つの魅力になっているそうです。
その証拠に、「配達型のCSA」は、離脱率がかなり高いらしい。顔と顔を合わせてコミュニケーションをとるからこそ、継続して契約し続けてくれるんでしょうね。
ただ、どうしても「社会貢献」が先立ちがちですが、このCSAをポピュラーにしていくためには、「人の役に立ちたい!
」という、ちょっと変わった人だけをターゲットにしているだけではだめで「利用する側に、しっかりとしたメリットがないと続かない」というのが現実みたいですね。
新規就農でもCSAは始められるんだろうか・・・。
ここで気になったのは、新規就農でもCSAって始められるんだろうか?ということですね。
定額制で販売できるのなら、経営が安定しますし、やれるもんならやってみたいですが。
恐らく「やれないことはない!」ということでしょうねw
自分で営業したりすれば、でもかなり難しいので、まずは協力者を得ながら、試行錯誤して、その地域に会ったやり方を手探りしていくしかなさそうです。
CSAと言っても、絶対に「有機農業じゃなきゃダメ!」ということでもなさそうなので、やはり千差万別、十人十色のやり方がるみたいです。。
どちらにせよ「創意工夫をしていく努力」が絶対に必要みたいですね。
当たり前なんですがね♪
まとめ
今回はCSAを始めるにはどうすればいいのかを見てみました。
・CSA研究会など、実際にやっている人と一緒に何かやる・サポートしてもらう。
のが近道だと思いました。
どちらにせよ、一人ではできず、いろんな人に協力してもらう必要があることだけは間違いないので、まずは仲間作りから始めるのがよさそうですね♪
というわけで今回はここまで!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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