長野県で新規就農者サポートが手厚いところはどこ?
こんにちはバシタカです。
いろいろ調査していく中で、新規就農を成功させるために必要なのは、個人の準備ももちろんですが、環境や地元のサポート体制もすごく大事だなと痛感しています。
全国各地の自治体では手厚い新規就農者支援もあるみたいですが、長野県にはどのようなものがあるのか、調べてみました。
長野県で新規就農者サポートが手厚いところはどこ?
正直、現時点での「新規就農者支援」というものは「お金をあげるから、農業頑張ってね!」というものであり、一番大事な
「売り先の確保」「地元での人間関係の構築」「継続的な技術、経営指導」などが充実しているところが多くないように感じます。
地元の人とうまくいかなくてやめてしまったとか、継続的なドバイスが受けられれば失敗せずに済んだという声は多いので、地域一丸となって新規就農者を支えてくれるような仕組みがあるといいのになと思いますが、難しいのも事実。
とりあえず現時点で、長野県の中で「手厚いな」と思ったところを挙げてみます!
上伊那「農業インターン研修制度」
長野県の上伊那では、新規就農者を対象に「農業インターン研修制度」というサポートをしています。
これは、研修生は、一度JAの職員として、研修手当をつき15万円受け取りながら、1年から3年、給料を貰いながら研修を受けられるという制度。
JAの営農指導員がマンツーマンでついてくれて、研修前の住宅探しから、研修開始後の栽培技術指導、サラには独立就農に向けての畑の準備から出荷販売までサポートしてくれるという、かなり手厚いサポート!
ここまで手厚い支援のおかげなのか、今まで85人がこの研修を利用し、82%の研修生が、それぞれの地域で農業経営にあたって担い手として活躍しているそうです。
詳しいPDFはこちらです。
https://www.ja-kamiina.iijan.or.jp/about/docs/rural201811.pdf
1~3年も研修を受けられるので(早めに切り上げることも可能!)研修終了後も、サポートしてくれた担当者との関係も続いている人も居るようで、お金の面だけでなく「人」のサポートも手厚い上伊那の研修制度はなかなかのものだと思います。
長野県で就農したいけど、地域がまだ決まっていないという人は、選択肢に入れてもいいのではと思いますね。
まとめ
現時点で見つけた「手厚い支援」は上のものだけなのですが、まだまだあるかも知れないので、いろいろ調べてみようと思います。
やはり、新規就農に必要なのはお金だけでなく「人の支援」「地域の支援」だと思うので、各自治体もそっち方面に舵を切ってもらえたらと思いますね。
というわけで今回はここまで!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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